2021年 04月 05日
スミレ |
スミレの群生地?昨年までぽつんぽつんとあったすみれが一気に増えてびっくりしました。ナラの巨木があった場所です。今年に入りナラの木が何本も伐採されました。
ナラの木に虫が入って樹木を枯らしてしまいました。ナラ枯れというそうです。カシノナガキクイムシが病原菌を伝播することによって起こり、水を吸い上げる機能を阻害して枯死させる樹木の伝染病です。病原菌のナラ菌はカビのようなもので50年以上の老齢樹に被害が多いとありました。40年ほど前から日本海側を中心に拡大し、近年は全国的に被害が増加しています。市内では300本以上のナラ枯れの樹が見つかり、順次対応しているとのことでしたがそれはそれは大変なこと!1本切るのに多くの時間と人手がかかっていると感じました。大勢で一本の樹を見守っていました。危険も伴う作業で、みんなで声をかけあっているのを見たのです。
スミレの増殖は木が伐採され陽当たりがよくなったからでしょうか。スミレは嬉しかったのですが、外来種なので駆除したほうがいいとのこと。いろいろわかってきてとても複雑です。ナラもスミレもカシノナガキクイムシも、それぞれが懸命に生きているわけで…。
by manblog
| 2021-04-05 06:09
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