サトザクラ |
この春は冬のような寒さが何度か戻って来て、桜がずっと咲き続けています。新宿御苑に行きました。サトザクラが有名ですが、いつも時期を外してしまっていました。今春は御苑での公開講座があり、テーマを「サトザクラ」としました。八重桜の巨樹をみんなで愛でたいと思ったのです。何度か行くことができたのは講座があったから…ありがたいことです。講座の日は、安倍首相の桜の会の前々日、テントなどの設営の日でした。昨年は桜が早すぎて葉桜になっていましたが、今年はバッチリです。残念ながら私には招待状がこなかった…💦テレビで総費用が1780万円と報道されていて驚きました。( ´・_・`)
「サトザクラ」と八重桜のことはまとめてしまいがちですが、種類がたくさんあります。御苑で一番多く見られるのが一葉(イチヨウ)。ピンクのかわいいつぼみをつけますが、開花するうちに白っぽくなり、すすむとまたピンクになってきます。鬱金(うこん)は数ある種類のサクラの中で、唯一黄色い花をつけます。私が見た鬱金はまだまだ小さくてこれからです。そして、長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)。3日しか咲かないと言われているサクラですが、ちょうどいい時期に出会うことができました。花色が濃くて巨木にたわわについた手まりのような花の塊は本当に見事。
一週間後…もう一度行きました。一葉は終わり、普賢象(フゲンゾウ)と関山(カンザン)が満開になっていました。白と濃いピンクの花が競うように咲いています。一番可愛いと思うサトザクラは何と言っても松月(ショウゲツ)です。気品があるのにとてもかわいい。圧巻は福禄寿(フクロクジュ)、よくぞここまで頑張ってくれたと思うほどの大迫力、管理も大変なことでしょう。とにかく、さくらサクラ桜の新宿御苑。幸せに包まれて、あっという間に日がくれてしまいますが、今年はライトアップもありまた違った桜を見ることができました。写真はフゲンゾウ。新宿御苑の桜は65種類1000本!だそうです。